一度、チャミンダさんのご自宅に戻って朝食です。
朝のカレー、慣れてきました(笑)
特に朝起きてからしばらく経っているのでお腹も空いています。
ライスは「ミルク・ライス」というもので、スリランカではお祝いの時に食べるものだとか。
ライスも食べたことがないテクスチャーで美味しい!卵焼きも一緒にボリュームたっぷりな朝食でした。
そして工場へ!
これは萎凋槽です。生葉が少しずつしおれていく独特の香り。
工場内を一通り見学させていただきました。
ルンビニでは、手作業によるクラフトティーが沢山作られていることで有名です。
私が最初にルンビニを知ったのはもう何年も前、ジェーンさんと一緒にフードとドリンクの展示会に行き、そこに出展していたルンビニ茶園のブースに立ち寄った時でした。
ルフナの紅茶というと、濃くてサイズが大きくて、というリーフティーしか知らなかった私は、クラフトティーのバリエーションにびっくりしたのです。
この日行われていたのは白茶つくり。
白茶は最近色々なところで作られていますが、このように芯芽が長く伸びる品種を使っているところはあまり多くは知りません。
本当に大変な手作業。
中国のように茶園で芯芽だけを手摘みすることもできますが、ここでは葉も一緒に摘んでから、この作業台で芯芽だけを選んで選別していました。残りの茶葉ももちろん他のお茶に使うそうです。
ではテイスティングルームへ、と言われて中に入ったら・・・・
どーん、とこれだけのお茶が!
アングルを変えて見るとさらにすごいのがわかります。
これだけ沢山のお茶を作っているんです!
珍しいなあ、と何年も前から思っていたのがこちら。
まるでバラの花のような形です。
茶殻はこのようになります。
私は丁寧にほどいてみて、また丸めてみました(笑)
手作業でこれを作るって本当に大変ですね。
中国緑茶で見かけるコーン型。
茶葉を繋いでまとめて行くのですが、中国で作るのの10倍くらいある大きさで、開くとお皿いっぱいに広がってました。
これはすごい迫力。
こんなロープのように作られたお茶もあるんです。
緑茶、紅茶どちらもありました。
お茶、買いたい!
とお願いして、ショップで沢山買ってきました。
大丈夫、大きいスーツケース2個だから!
ここでしか買えないお茶もゲットして、来年早々に開催する予定のセイロンティーの研究会で皆さんにたっぷり飲んでいただきたいと思います。
慌ただしく過ぎた午前中ですが、もう出発の時間。
その前に簡単にランチでも、とまた奥様とお料理人の方がご用意くださいました。
サンドイッチは卵とチキン。でもスパイスが効いたスリランカスタイルで、これは研究会でのメニューに真似したい!とレシピをお聞きしてきました。奥のはチャイニーズロールと呼ぶそうで、春巻きのように巻くかららしいですが、今はれっきとしたスリランカ料理。これも真似できるかしら。