車からの景色がずいぶん変わってきました。
ここ数日山の上ばかり、高地を巡ってきましたが、ずいぶん低地に降りてきた感じです。
車から見える景色も、もっと熱帯らしいやしなどが増えてきました。
途中何回か大きな町を通ります。トラックがすごい・・・・。
日本にもきらきらしたトラックがあったと思いますが、それとはまた違う派手さです。
ルンビニ茶園に到着!
オーナーのチャミンダさんとパートナーのウディカさんが待っていてくださいました。
後ろの女性が手にしているのは・・・・・
工場はかなりの高さのところにあります。
「ルフナは低地産と言われていますが、ここは山の上なのでルフナ・ハイと呼んだ方が良いかと思っているんですよ」
とウディカさん。
まずは、観光客の方もどなたでも入れるティーセンターで、お茶をいただきました。
ルフナの紅茶はファンも多いし、特にその中でもルンビニの名は世界で知られています。
ルフナらしく、それでいてルフナの常識を覆すようなお茶を沢山作っているルンビニは、世界中のコンテストで沢山の賞を取り、世界中で人気があります。
私はおふたりには何度もお会いしているのですが、ザ・リーフィーズの授賞式で
「ルンビニ行きたいです!」
と言ったら、チャミンダさんがニコニコしながら
「もう何年も前から聞いてるよ、一体いつ本当に来るの?」
と言ってくださったので、今回はルンビ二に行こう!ということからスリランカ旅行を決めたのでした。
ルンビニの夕刻。
ひっそりと音も立てずに雲が山を這い上がってきます。
驚くほどの静寂です。
工場よりも更に高く坂を登ると、まさに山の頂上、山の上の丘の上、みたいなところにチャミンダさんのご自宅があります。
お庭も広々としていますが、その向こうに見えるレインフォレストが本当に素晴らしい!
庭に孔雀が来るなんて、なんて素敵!
夕食までサフランティーを飲みながら庭でゆっくりと寛ぎました。
夕食は料理人の人と奥様とがご用意くださいました。
フィッシュカレー。
他では黒っぽい色が多いフィッシュカレーですが、マイルドなクリーム色です。
インドとは違うスパイスがとても奥深くて美味しい。
サンバルと、飴色に炒めた玉ねぎのお料理も。私はこの玉ねぎのお料理が大好きです。
お嬢さんや奥さんは生き生きとしてリラックスして、ここでの生活をとても楽しんでいる様子。
ご夫妻の馴れ初めなどもお聞きして、ルンビニの温かい感じがよくわかるような気がしました。
お部屋に通していただき、
「明日は早めにスタートしますよ」
とのこと。いただいた茶葉のレイからは、ぽろぽろと茶葉が落ちてしまうのですが、なんとなく捨てられなーい!
ベッドに並べて写真撮ってみました(笑)。
いよいよ茶摘み、工場、テイスティングの日、聞きたいことも知りたいことも沢山で本当に楽しみです!