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Channel: スチュワード麻子オフィシャルブログ 「ティータイムのある暮らし」
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ロンドンの娘と息子が開催のフードイベントへ

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娘のありっさは、ロンドンでパティシエを仕事にしていますが、その傍らで時々お兄ちゃんのダンと一緒に日本のお家ご飯を彼女なりにアレンジした新しいジャパニーズフードを紹介する活動をしています。

今回のイベントはもう何回めなのか分かりませんが、ようやく私が行けるタイミングだったので楽しみにしていました。場所は「Gypsy Queen 」というパブの2階です。


彼らの活動は「コンビニキッズ」と言います。

日本の渋谷のコンビニに夜な夜なハーフ日本人の若者たちが集まっては遊びに行っているそうなんですが、その仲間に入ったダンが、ロンドンでもハーフ日本人や、日本が好きな人のためにそんなコミュニティを作りたいなと思って妹と、ケンジくんという友達と3人で始めました。


今回は50席ですが早くから満席になっていました。どうやらリピーターも多いらしく、彼らのお友達が来てくれるわけではないらしい。

しかも今回は、ニューヨークから来た有名な発酵食専門の別のケンジさんとのコラボですからそちらの効果も大きかったはず。


バーにはカクテルの腕が良いので有名なバーテンダーさんも入りました。


いや、本当に美味しいの、カクテルが!!


今回のイベントのためにわざわざ日本のイメージで作ってくれたカクテルメニュー、この日だけの限定です。、ワサビや柚子、味噌やお酒など、日本の素材を使っていました。


アップルとアプリコットの、味噌アレキサンダー。むちゃくちゃ美味しい〜、また飲みたいけど真似できない!

ドリンクは各自バーでオーダーしますが、フードはコースになっていてありっさとダン、ケンジくん、NYのケンジさんが運んで来ます。

年齢層、もちろん若いけど、ありっさたちの年代ではなく、もう少し上のようでした。チケットがハードのみで£50なので、若い子には高かったのかな。


今日の料理について、ありっさとNY ケンジさんが説明してくれるところから始まりました。


こちらはヨモギ入り、日本タイプの食パンと味噌バター。ピクルスはカレー風味のピクルスです。お味噌はケンジさんが作ったもの。ヨモギは私が何かに使えるかと思って持っていったのを使ったみたいです。日本の柔らかいタイプの食パンはイギリスにはないので、これはイギリスではスペシャルな感じがあります。


そしてかぼちゃ、ポテト、ジンジャー、ケンジさんの作った麹などが入ったコロッケです。

子供たちが家にいた頃はコロッケが好きで好きで、一度に40個くらい作ってほとほと嫌になってましたが役に立ったようで良かった!

ちなみにイギリスでは日本のような大きくて具が入ったコロッケはありません。小さくてポテトだけのものは付け合わせとして出てくることもありますが。


次に出て来たものに私は笑いました!!


ひとり一つずつ配られたそれは、タコさんソーセージ!!

子供たちは寄宿学校にいたし、小学校もスクールディナーがあったので、お弁当は遠足や特別な時だけでしたが、必ずリクエストがあるのが唐揚げ、卵焼き、そしてこのタコさんソーセージでした。私はタコな形にするだけで普通に炒めるだけでしたが今回はもっと味付けも工夫してありました。

説明では

「日本のソーセージはイギリスのと全然違って、ジューシーなので私たちは子供の頃からプリプリソーセージって呼んでました。お弁当で母がオクトパスの形にするのが楽しくて、今日はそれをヒントに作りました」とのことでした。


一口サイズの手毬ずしには紅生姜入りのかき揚げと柚子が乗っていました。この辺りからもう、周囲の声が大きくなり説明聞こえない.....ソースも何か凝ってたようですが。


発酵プロのケンジさんによる大根のキムチと別のお漬物。これも韓国料理が流行ったために若い人は全く抵抗ないようでした。

長くなるので続きは次回に。


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