とてもご親切にお誘いいただいて、今ロンドンで開催されている世界陸上を観戦してきました。
私は陸上を観るのが好きで、昨日までは家のテレビで一生懸命観ていたのですが、当たり前だけど日本の選手はこれまでほとんど映らなかったのが、最近はみなさん活躍されるので、日本の選手を応援することができるようになりました!
ほとんど満員のオリンピックスタジアム。
それもそのはず、国民的人気者モー・ファラーが5000メートルを走るのです!
出てくるや否や、スタジアムは大歓声に包まれ、私たちの周囲からも
「モー!!」
と黄色い女性の声と、野太い男性の声で何も聞こえないくらい。
うちの家族も全員モーちゃんの大ファンです。
生モーが見られるなんて.......。
彼はこの日のレースは銀メダルでしたが、先日10000メートル競技で金メダルを獲得しています。
笑顔が最高のモー。
でもゴール直後は地面に倒れたまま泣いているように見え、観衆は一生懸命拍手しながらこれまた泣きそうになっている人もいました。
10種競技の右代選手。
とても爽やかな笑顔ですが、ものすごく大変な競技ですよね。
金メダル取った人が、嬉しさもさることながら、
「とにかく....とにかく、とーっても疲れました」
みたいなことをインタビューで話していましたし、最後のレースが終わったら皆さんばったりと倒れていました!
今回はとても素晴らしい席で、ゴールは真正面だし、インタビューするところの真横だったので、全ての選手が真横を通って行ってくれます、嬉しい〜。
何しろ日本とイギリス、両方がメダル候補の上に、ボルトが走るのを見られるのですから!
かわいそうに、ボルトは足を痛めた様子で倒れ込んでしまいましたが....。
この辺の事情は、テレビでご覧になっていた方の方がご存知かもしれませんね。
明日の新聞を読んで見ます。
GOLD の表示が出るや否や、会場は大歓声に包まれました。
特に世界的なスター選手という人がいるわけではないのに金メダルはすごいですよね。
こんな花形レースで、世界で3位になるなんて.....。
嬉しいことに、日本人の応援者たちを見つけると、日本語で「ありがとうございます!」と元気よく声をかけてくれました。
日本とイギリス、どちらを応援するか悩むこともありますが、それはお互いが対戦するような場合。
テニスならマリイと錦織くんみたいな.....。
オリンピックもそうですが、こう言う競技の場合、応援する国が2つもあるのはとても楽しいです!
そして最後にオマケで、素敵なことが。
大きなアリーナとかのイベント後は、どこも駅まで長蛇の列、その上駅の入場制限で長く並ばされることがありますよね。
その時に、突然大音響で、クイーンの「We are the Champions 」が聞こえてきたんです。
そして、皆んながそれに合わせて大合唱。
だってチームGBがチャンピオンですものね!
そして、音の正体は、セキュリティの男性でした。
彼は、自分のiPhone で曲を再生して、それを拡声器で流していたんですね!
お茶目なことするなあ、と、思わず笑ってしまいました。
こう言うところ、本当にイギリスらしい。
そしてひとつ気づいたのですが、陸上見に来る人たちって品が良い人が多いのですね。
初めてなので知りませんでした。
何だか歴史的な場所に居合わせられたみたいで嬉しい夜です!