イギリスでの滞在中、久しぶりにハムハウスに行きました。
ここはロンドン南部、リッチモンドから更に少し離れたところにあるお屋敷です。
紅茶にゆかりのあるお屋敷で、私も取材で訪れた後はキュレーターにお願いして個人的に案内していただいた後は日本語で中をご案内するツアーを何回か開催しました。
前回2019年より改装されて綺麗になっている!
このお屋敷がお茶にゆかりがあるという理由の一つが、ポルトガルからお輿入れしたブラガンザ家のキャサリン王妃。
当時このお屋敷の奥方だったローダデール侯爵夫人ととても仲良しで、このお屋敷にはキャサリン王妃かお泊まりになった「クイーンズ・アパートメンツ」と呼ばれる続き部屋があります。
さすがに素晴らしい調度品です。
ディスプレイは定期的に変わるのですが、今回は結構変わっている感じがしました。
タペストリーは記憶にありますが、こんな茶道具がここにあったかしら.....。
このお屋敷には当時はるばる東洋から運んできた陶磁器や家具が沢山置いてありますが、このティーテーブルもその一つですね。
インテリアの中にシノワズリのアイテムがあると、途端にとてもイギリスらしく見えてきます。
でも、ここのお屋敷で是非見るべきお部屋はまだ他にもたくさんあるので、それはまた続けて書いていきますね。