悲しいですが、ボーダーテリアのギムリが居なくなってしまってからもう3年ほど経ちます。
おバカさんで変なところもたくさんありましたが、我が家に訪れる生徒の皆さんには本当に可愛がっていただきました。
日本ではあまり見かけないボーダーテリアですが、イギリスを歩いていると
割とよく出会います。
この子とはこの5月、ロンドンの街中で出会いました。
黒っぽい色、茶色い顔と脚、同じボーダーテリアの中でもかなりギムリに似ているタイプ。
思わず声をかけて(オーナーさんにですが)しまいました。
鼻の周りにかけてまた黒っぽいところがまたギムリに似ている.....。
オーナーさんはとても親切で、ゆっくりお話していいわよ、と。
ギムリとの大きな違いはお利口さんなところで、オーナーさんからお座り!と言われるとちゃんとお座りして私が心ゆくまで撫でたりしてもじっとしていてくれました。
うちにいたボーダーテリアに似ているのよ!と言って見せたのがこれ。
いや、それ、見せるの間違ってるでしょ!と後から思いました(笑)。
ぼっさぼさで、全然トリムしていない状態。
こんな可愛い顔だってするんですけどね(1枚しかないけど)。
こちらを見せればよかった。
最初のを見せてしまったので、オーナーさんに一瞬微妙な顔をされてしまいました、これをうちの犬に似てるっていうの??みたいな感じかと。
もう1匹はこうやって見るとかなり違う.....。
ハンガーフォードまでアンティーク探しに行った日に、通りを歩いている後ろ姿を見て、ギムリー、と思い出してまた声をかけてしまいました(オーナーさんにです、くどいですが)。
こう言うどちらかと言うと明るめの色のボーダーテリアが欲しくて探したんですが、家族で選ぶ際にギムリになったのは、他の兄弟犬たちが静かに寝ている上をどしどしと渡り歩くところが面白い、ということだったんですよね。
たしかに面白い犬でした。今思うと、単に可愛らしい犬というのは私にも家族にも合わなかったので、ギムリで良かったのかなと思います。
ギムリは今もどこかでボールを追いかけているのかなぁと漠然と考えます。
最後は傑作の一つ、いい加減ボサボサも限界な状態で放心するギムリをご覧ください!
本当に変な座り方......。