ルバーブ、今は日本でも随分見かけるようになりましたね。
私がイギリスに行く前(20年も前ですが・・・・)は、なかなか手に入らなくて、近所の八百屋さんにお願いして取り寄せてもらったりしていました。
でも、イギリスでは簡単にスーパーで売っているだけではなくて、庭に生えてるし、親戚やご近所もいっぱい植えているので、よくいただいたりします。
すごく増えるので、裏庭がルバーブだらけ・・・・なんて言う人もいました。
日本でもお店で見かけることもありますが、今回は仲良くさせていただいているお料理の先生、多賀谷まり子さんに教えてもらってオーダーしてみました。
島田農園 さんのルバーブはすごく美しい・・・・・。
開けてびっくりしました。
いつも自分でひっこぬいたり、お隣のおばあちゃまがくださったりする、色も太さも不揃いなのばかり見ていたので。
ルバーブはジャムにする人も多いですが、私はデザートやパイにするのが好きです。
大好きなカスタードと一緒にタルトにしてクランブルをのせた「ルバーブ・カスタード・クランブル・タルト」
(名前は勝手につけてます)
日本の粉なのか、バターなのか、いつも簡単に作れているタルト生地が思ったように出来上がらなくて四苦八苦。
なんというか、きれいにエッジとかできなくて、ちょっとがっかりすることが多く、日本の方に教えていただかなくちゃ、と思います。でも、味は美味しくできました!
ルバーブは酸味がとても強く、お砂糖はある程度入れないとすっぱく感じますが、カスタードとの相性は良いです。
イギリスの寄宿学校で、昔よくデザートに出たそうで、そこでうんざりしてしまって「ルバーブ&カスタードの組み合わせは嫌い」という年配男性も数人いました!
フールというのは、基本的に緩めに泡立てた生クリームと何らかのフルーツを混ぜて冷蔵庫で冷やし固めるだけ、という、料理とは呼べないくらい簡単なものなのですが、最近はそこに別のものを足すレシピが多く出回っています。
ルバーブはオレンジとよく合うとされているので、私はざくざくと3センチくらいに切ったルバーブ200gを鍋に入れて、お砂糖を適当に振り(60gくらい)、オレンジの皮をおろしたものとオレンジの果汁とコアントローをちょっと入れて弱火で煮ました。
お水は足さなくてもルバーブの水気が出るので大丈夫。
フールにするには柔らかめに煮るといいですね。
冷めたら汁気を切ってホイップした生クリーム150mlとグリークヨーグルトを250ml、ヴァニラエッセンスを混ぜたところに混ぜ込み、容器に入れて冷やすだけです。
ルバーブの汁はそのまま煮詰めてシロップ状にして、上からかけるときれいですよ。
カロリーが気になる方はグリークヨーグルトを脂肪0のにするといいかも。(日本で売っているかどうか確かめていませんが)
もっと簡単なのは、煮たルバーブを冷やしておいて、スライスしたいちごと混ぜたコンポート!
ヨーグルトをかけたり、ヴァニラアイスクリームと一緒にいただくととっても美味しいです。
ルバーブを見かけたらやってみてくださいね。