ご心配をおかけしましたが、腰の調子は徐々に快復し、もう松葉杖なしで歩いてます。
運転してギムリを獣医さんにも連れて行かれたし、かかりつけの鍼の先生のお陰で、レッスンもお休みすることなく何とか毎日頑張っております。
先日ちょっと書きましたが、日本から戻って最初のレッスンは、実はベルギーはブリュッセルからいらしたグループの皆さんとのレッスンでした。
ブリュッセルからロンドンまで、ユーロスターで2時間ちょっと。
東京/大阪より近いんだわ、とは言え、よその国からわざわざレッスンに来てくださるというのですから、嬉しい限りです。
一泊でいらして、レッスンは2日に分けて行いました。
一日目は、紅茶の基礎的な知識に加え、水の違いがお茶に及ぼす影響、淹れ方など。
2日目は英国紅茶の歴史とアフタヌーンティーについて。
実際にアフタヌーンティーを召し上がっていただき、マナーについてもお話しました。
スコーンを入れているのはバーリーウェアの「アジアティック・フェザント」のアンティーク。
ふたつきなので、中にレースのブレッドロール・ホルダーを使い、ふたをしておくとかなり保温効果は高いので、レッスンにはぴったりです。
ベーシックコースはロンドンでは全5回、東京では全4回。
今回はそのうち、道具類についてのレッスン以外は効率よく2日で受講されたことになります。
最初にメールでお問い合わせをいただいてから、時間をかけて内容を検討し、何を学んでいらっしゃりたいのかを一緒に考えました。
プライベートコースは、時間の関係でそうそうしょっちゅうできるものではありませんが、こうやって人数が集まればお受けできることもあります。
こうして遠方から効率よく受講したいという方は、お声をかけてみてくださいね。
で私本人が全部お答えしています。
今回のベルギークラスの皆様は、お互いにお知り合いだけあって雰囲気も良く、初めてお目にかかるという緊張感もなくとてもよいレッスンができました。
違う国のお茶事情を伺うのは私としてもとても勉強になります。
楽しそうにお帰りになられた後、今度ブリュッセルに来てレッスンをしてください!といううれしいお申し出をいただきました!
受講したかった方全員がロンドンまでやってこられるわけではないですから、今回いらっしゃれなかった方たちも含め、初のブリュッセルクラスが実現しそうです。
数年前、親友のワインの先生、城実保ちゃんのところでパリ・レッスンをした時も20名を超える方が参加してくださった記憶があります。
これからこうやって、世界に広がっていくと素敵だな!と、半分夢のようなことを考えたりしています。
お茶って、本当に人と人をつなげますよね。
お茶がなければめぐり合うこともなかった方たちと、こうして交流が深まっていくのは、この仕事の醍醐味のひとつです。
そう言えば、長男が行っているマギル大学のあるモントリオールはニューヨークから電車で数時間のところ。
ニューヨーク・レッスンとか、してみたいなあー、と思ったりしてますが、ニューヨークでレッスンを企画してくださる方、いらっしゃらないかしら?