イギリスはやや肌寒いくらいの日が続いています。
8月はロンドンのレッスンはお休み、今、日本から両親と妹が遊びに来ているので、ケント州に数日滞在することにしました。
1日目は良いお天気に恵まれて、まずはシシングハースト庭園へ。
ケント州はイギリスの庭園と呼ばれるだけあって、とてものどかで綺麗なところです。シシングハースト庭園はナショナルトラストに管理されており、シシングハーストキャッスルと呼ばれるだけのですが、実際にはお城はありません。
どこまでも続く緑は、微妙なトーンの濃淡がイギリスの夏らしい。
これはなに??
と言うものが本当庭もたくさんあって、私は膝をついて一生懸命仕事している庭師の人のところまで行って、すみません、この花なんですか?と聞いてしまいました。
上の黄色いのは、バラの実でした、バナナみたいな色。
「どこから来たんですか?」
と聞かれて、ロンドンですけど、両親と妹は日本から、と答えると
「私、去年まで北海道で働いていました、日本大好き!」
と。
「そうなんですか〜」
と話していたら、少し離れたところに座っていたアメリカ人の観光客の女性が
「うちの娘も北海道で英語教えているんです」
と会話に加わって来ました。
「あ、大変、持ち場に戻らないとボスに叱られる!」。
「それではさようなら〜、私の名前はダニエルです!」
と日本語で言うので
「はーい、さようなら〜、あそこにいる私の息子もダニエルでーす」
と答えると、当のダニエル(うちのダンちゃん)はそしらぬふりをしておりました。
こんな軽装で歩けるほど暖かい日は結局この日だけでした.....。こらこら、寝てはダメですよ、我が家のダニエルさん!この小道の両側にずっと続く木は、等間隔に植えられており、それぞれの枝はーい綺麗に地面と平行に伸ばしてあります。
その上、太い枝を全て同じ高さで接木しているために、端から端までの枝が全て繋がっていふというすごいことになっていました!
こんなの初めて見ました。
有料部分の庭は犬は入れてもらえないのですが、この遊歩道ならお散歩できます。
ギムリは外で夫とお利口に待ってました。
何しろ植物の種類が多い。
そして全てがとてもとても丁寧に手入れされています。
どんなに小さなスベースや庭の片隅にも、なにかしらのお花が植えてあります。
見たこともないものがとても多かったことも印象的でした。
作り込み過ぎておらず、ワイルド過ぎず。
是非もう一度訪れたいガーデンです、機会があったら是非行ってご覧になってくださいね。