先日お伝えしたように、今年度のアフタヌーン・ティーアウォードの中で、コンテンポラリー・アフタヌーン・ティー・アウォードを受賞したのは新顔のローズウッドホテルでした。
初めての場所に行くのはいつでもとってもわくわくしますよね!
ツイードで、カントリーサイドのマナーハウスとかで働いている人みたい。
いえいえ、これは石でできているわんちゃんです。
ランチの後だとお腹いっぱいになってしまうし、と思う方にはランチがわりになるので便利です。
私は少し早めに着いたので、こちらの席に案内されました。
素敵なデザインのメニュー。
室内は名前の通り、ミラーを多く使ったインテリアですが、ぎらぎらした感じはなくて落ち着いています。
この日エスコートして下さったのは、シャングリラ東京のフード&ビバレッジマネジャーのIさん。
やっぱり欲しい。
特にこの形、とても素敵です。
これがとても美味しいんですよ!
ホテルマンの方とご一緒して楽しいのは、気がついた点をどんどん指摘されることです。
Iさんのご指摘を聞いていると、気づかされることもたくさん。
私はお客として行くことしかありませんし、その上ロンドンに住んで20年で、既に感覚はイギリス人に近くなっているんだわ、と言うのが結構実感できました。
このアフタヌーン・ティーの名前の由来となったペストリーズが登場しました。
そう、受賞したのはここの「アート・アフタヌーン・ティー」なのです。
5人のロンドンに関連するアーティストたちの作品を反映したと言うお菓子たち。
見辛いですが、上段奥が草間彌生、右がバンクシー。彼の代表作でもある、赤い風船を手にした少女の絵がサイドに貼り付けてあります。
赤いのが確かアレクサンダー・コルダーと言う人ので、中断左がデミアン・ハースト、右がマーク・ロスコーだそうです。
日本からいらっしゃる方には少しトラディショナルなところが好まれるのかもしれませんね。
ちなみにお菓子は2人で行っても5種類が1つずつ出されるそうです。
理由は最初ひとりで5個出していたところ、かなり甘いのと、サイズも大きめなのでひとりで5個は食べられない方が多いこと。
でも、もし欲しければ、欲しいものを持ってきてくれますので、全種類制覇したい!と言う方はリクエストしてみてくださいね。
切り分けて半分ずつするにも十分な大きさではありますが、外側がしっかりしたお菓子が多いので、切りにくいかもしれません。
肝心のお茶の写真を撮り忘れましたが、お茶は茶葉を抜かずにそのままで小さなガラスポットで出てきますよ。
ハーバルも多く、そのぶん紅茶の種類は少なめ、そして東洋茶に強いメーカーさんのものなので、紅茶はやや普通の印象しか受けませんでした。
お友達と行くのも楽しいですが、サービスのプロと一緒だと学べることも多い上に、ホテルの人も入れ替わり立ち替わり挨拶やお話に来てくれるので、色々聞けて勉強になりました!
こちらはアフタヌーン・ティーを出し始めてまだ数年だそうで、道理でアンテナに引っかからなかったわけだわ、と思いました。
まさに今が旬のアフタヌーン・ティーですから、是非いらしてみてくださいね!