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Channel: スチュワード麻子オフィシャルブログ 「ティータイムのある暮らし」
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京都で抹茶と玉露のお勉強

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京都では、抹茶と玉露について色々と勉強させていただきました。
どちらも知らなかったことが沢山あり、また日本茶インストラクターの資格を取ってからの視察なので自分の知識も格段に増えていますから、ただ見せていただくだけではなくて疑問点も詳しくお聞きできてとても有意義でした!

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最初に訪問した抹茶の勉強はこちら、丸久小山園さんで。
また詳しく書きますが、歴史、品質ともに第一級のお店ですからわざわざご紹介するまでもないかもしれません.....。

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宇治のお店には昔からの石臼が置かれています。
茶摘みの様子も、ずっと見たかった覆い下茶の手摘みを見せていただくことができました。
工場内もしっかりと見学、稼働しているところを見せていただけるのは本当に有難いです。
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別の日にはゆっくり時間をいただいて、京田辺の「舞妓の茶本舗」さんにお邪魔しました。
こちらでは、玉露を中心に最上級としか言いようのないお茶を作っています。
まずはここから汲んだお湯で、社長自らが玉露を淹れて下さいました。
これは、飲んだことがない方は度肝をぬかれてしまうと思います......。
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こちらでも覆い下茶を見学。
もう何十年もやってますよ、と言うベテランさんに色々とお話を伺うことができて大収穫。
他にも「もう指紋がない」とおっしゃる手揉み茶の名人にもお会いして、宇治製法について勉強させていただきましたが、写真は全てカメラで撮ったために、旅先でカメラの写真をPCに取り込めず...またゆっくりとレポートします。
こちら「舞妓の茶本舗」さんのお茶はこの後ロンドンにも戻ってからイギリス人向けのワークショップも行う予定なんですよ。
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最後に初めてのお茶の入札を見学しました。
お茶の世界を知るまでは、こう言った販売の経路はほとんど知りませんでしたが、地域によって、お茶のタイプによって、とても大きな違いがあります。
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実際に入札されるところを見られたのは貴重な体験でした。

掛川でのとても中身の濃い視察のことも、まだカメラの写真が取り込めないのできちんと書けていませんし、またロンドンにも戻ったらきちんと書きたいと思います!

紅茶関連の記事が少なくなっていますが、日本茶は今が一年で一番大切な時期ですので、この時期は日本茶のことが多くなります!

私はお茶類には全て同じ情熱を持っていますし、20年のキャリアのある紅茶に比べるとまだまだ勉強中の日本茶の世界を、イギリス人に教えるだけでなく、日本の紅茶ファンにも知っていただきたいと思います!

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