10月にロンドンで行われた世界のお茶コンペティション「ザ・リーフィーズ」の授賞式のオフィシャルビデオがリリースされました。
私も審査員のひとりとして参加しましたが、その日の夜のフライトで日本に帰らなくてはならず、途中で抜け出してタクシーで空港に向かいました。最後までいられなくて悲しかったですが・・・・・。
オフィシャルビデオでは、狭山工業高等学校の生徒さんたちが、高校生らしく受賞で大喜びする微笑ましい様子が見られます。
狭山工業高等学校の生徒さんたちは、なんと自分たちで萎凋や発酵をする機械を作って、地元狭山の茶葉を使って紅茶を作っているのです。今回応募されたお茶は残念ながら受賞には至りませんでしたが、審査員の話し合いの結果新しく特別賞「Future of Tea」が作られたのです。
応募の内容を読んでとても素晴らしい試みだと思い、応援したくて調べて審査員仲間に説明したところ、該当する賞がなかったのですがこの高校生たちは応援したい!という気持ちが伝わりました。
また、去年最高賞である「ベスト・イン・ショー」を受賞し、今年は釜炒り茶部門で金賞受賞のお茶のカジハラさんがスピーチされる様子、今年の「ベスト・イン・ショー」受賞の八女茶くま園さんが美しい着物姿で丁寧に玉露を淹れていらっしゃるところなどが素敵な映像でご覧になれます。
お茶に関わっていて、世界のお茶を愛する人たちとつながることができて本当に良かった、と思えるビデオですので、どうぞご覧になってみてくださいね。