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Channel: スチュワード麻子オフィシャルブログ 「ティータイムのある暮らし」
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ハノイ ホテルでアフタヌーンティーとおしゃれなカクテルバー

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ハノイでは伝統的なお茶に加えてホテルのアフタヌーンティーにも行って来ました。

ハノイのソフィテルメトロポールホテルは街中にありながら、中庭のおかげで落ち着いた感じでくつろげます。

ここはハーチュイさんが選んでくれたホテルです。娘と言っていいくらいの年齢差ではありますが、お茶でつながるとあまり年齢は気にならず(笑)

やはり暑い!ので、ここはまず冷たいカクテルから。

生き返ります〜。

そして三段スタンドが運ばれて来ました!

毎回この瞬間はなんだか幸せな気持ちになりますね。

今回はどんな内容なのかな?というのは、他の国ならなおさら期待が膨らみます。

 

ベトナムはフルーツ乗せることが多いのかな?Avana Retreatでもフルーツが豊富でしたが、こちらもたっぷりです。

これはうれしい。

 

新鮮なスイカ、ベトナムのスイカは水っぽかったり薄い味でなく、とにかく濃厚ですごく美味しいんです。

スターフルーツ、マンゴー、いちご、ブルーベリーなどなど。

 

2段めはペストリーズ。

こちらもフルーツを使ったものがほとんどでした。

 

サンドイッチと小さいパイ。

ちなみにお茶はやはりベトナムのものを選んでみました。

いっぱいめは黄茶。ベトナムで黄茶が作られているのは知りませんでしたが、中国のものより緑茶に近いフレーバーでした。

2杯目はベトナムの紅茶。インバイで摘まれた樹齢300年を超える茶葉で作った紅茶です。

ベトナムのお茶以外には、ダージリン、セイロン、アールグレイがありました。

これだけ良いお茶を、それも白茶、黄茶、緑茶、紅茶を作る国ですから、やはりここはどんどんベトナム茶を出すのが正解だという気がしました。美味しいし、メニューにもしっかり説明が書いてあってこういうホテルがあると、その国の人のお茶への関心が高まるのになあと思いました。

そして夜はハノイでもとてもおしゃれなカクテルバー「USE」へ。

ここはUse, don't reuse というコンセプトのもと、フルーツやココナッツなど、材料となるものをできるだけ捨てる部分を残さず使っています。五感で感じてもらうと最初にお話してくれましたが、まさにその通りの体験ができます。

 

ベースとなるお酒類はラム、ジンなどすべておそろいのボトルに入れ替えてあるのが整然としていて素敵。

 

フルーツを漬け込んだり、スパイスなど、すべてフレッシュな材料から自分たちで抽出しています。

メニューを見てもいいけど、好きな感じを言ってみて、と言われて、ベトナムでとてもフルーツが美味しかったからトロピカルなフルーツでなにかを、とお願いしました。

 

こちらはマンゴーともち米を使ったカクテル。

もち米のおかげでしょうか、単なるマンゴーだけではないとろりとした口当たり、もち米特有のなんとなく香ばしいような香りがとてもおもしろい組み合わせ。

 

次に「なにかお茶を使ったカクテルある?」と聞いてみましたが、あいにくそれはなくて、では何かスモーキーなものを、とお願いしてみたらこちらをおすすめされました。

スモーキーなお酒というとすぐにアイラ島のウィスキーを思い出す私ですが、ああ、メスカル使うんだ・・・・・

あまり飲んだことはありませんが、テキーラみたいなお酒でこれはこれでスモーキーなものなんですね。

 

運ばれてきたのがこちら。

上にチョコレートで作った小枝があり、これを少しずつかじりながら飲むと美味しいんです。

こんなお店、知っている人に連れて来てもらわなかったら絶対行きつけなかった・・・・・。

英語が堪能な素敵なベトナムのマダムとなかなかおもしろい話もできて(笑)、近くにあったら通いたくなるお店でした。

 

そして、あっと言う間に帰国の日が。夜中のフライトなので、少し早めに空港へ向かいます。

おお、空港ラウンジのお手洗い、なぜかゴールドの洗面台。

すごい、手を洗うのがはばかられる(笑)

 

夜中のフライトですので、ここで色々つまんで夕食にしましたが、ここにもカクテルバーがあったのでコーヒーのカクテルを頼んでみました。ベトナムといえばやっぱりまだコーヒーの方が知名度が高いけれど、素晴らしいお茶がたくさんあるし、大量生産だけでなく、クラフトティーとも言える手をかけたお茶やレアなお茶を作る人たちが思った以上にたくさんいるのがわかった今回の旅。

実り多かったし、初めてのソロ・リトリートも体験したし、すごく充実、そしてエネルギーを充填できた1週間でした。

良いことは、家に帰るのもまた嬉しいこと。

そろそろ家で普通の生活したいという気持ちにもなりました。

 

ベトナム旅は書き終わったけど、まだイタリア旅の話はボルセーナのあたりをうろうろしてるので、次回からまた日常の話とイタリアの続きに戻ります。

 

 

 

 


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