Quantcast
Channel: スチュワード麻子オフィシャルブログ 「ティータイムのある暮らし」
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1649

ロンドンで大人気のジャパンハウス

$
0
0
娘が4月にお友達と一緒に日本に来ることになって、色々計画しているみたいです。
若い人たちにとって、今一番行きたい国が日本。
ロンドンにオープンしたジャパンハウスも大きな話題になったので、家族で食事の前にロンドン出発直前に行って来ました。

夜でしたが人が次々と入ってきます。
若い人が目に付きますが、家族連れや男性一人で来る方も結構います。
こちらは食品なども置かれたコーナー。
みんな商品を手に取って、じっくりと考えています。
日本に関する書籍もたくさんありました。
こんな風に一堂に集めてあるのは良いですね。
そしていわゆる日本のクラフツマンシップを堪能できるエリアが多く、日本人の私から見ても
素敵〜、欲しい!
と思わされるデザインが並びます。
漆。
イギリスだと乾燥しているので手入れが難しいのですが、昔から日本の漆器は有名です。
昔は漆をラッカーウェアではなく、ジャパンドと呼んでいました。
漆塗りの箱はジャパンド・ボックスです。
ずらりと並ぶとやはり、最近のモダンでシンプルなインテリア、生活スタイルを好む若いイギリス人にはさぞかし魅力的だろうと思わされます。
そして、あれ?あれ?
なんだか見たことある人....
と思ったら、UK Tea Academy の生徒さんが、フロアで商品説明してました!
アートものも置いてあるし、テクノロジーのショールームっぽいスペースもありますから、そういうところには人が配置されて説明をしているのです。

錫の器も素敵でした!
私の家のような古い雰囲気のインテリアだととても合わせられませんが...
こんな可愛いモデリングキットも。
本当に小さくて、見ているだけで楽しい!

しかし、どのアイテムも、日本の価格と比べるまでもなく、大変高価なものでした。
日本でイギリス製品が高いのも同じですが、ものは運べば輸送代がかかり、関税もかかりますから、それは仕方ないこと。
そして大量に作るものと違って、クラフツマンによって一つ一つが丁寧に作られるものは、その価値があります。

このジャパンハウスでは、沢山ものを売っていくということではなくて、これだけのものはそれなりの価値があるのだということをわかってもらえる目的もあるのかなと思いました。

イギリスに来たら、古いものばかりではなくて、こういう場所に足を踏み入れると、今現在のイギリス人のことがもう少しよくわかるかもしれません。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1649

Trending Articles