和食ブームはもはやブームを超えて、着実にファンを増やしていますが、ジェーンさんもそのひとり。
ヘルシー、クリーン、繊細、と、日本滞在中は全て和食で通されました。
言わずと知れた.....ですが、私はお昼に連れて行っていただいた事はありますが、夜は初めてです。
一つも名前わからない......
「森で見かけたら、食べようとは思いませんよね」
と、料理長さん。
中国の童子が描かれた器って、イギリスのミュージアムに沢山あるんですが、それは本当に中国から来た器もあれば、遠い東洋に憧れてヨーロッパで絵付けされたものもあります。
微妙に中国と日本が混じっていて実に変な絵もあるんですが、何故かとても惹かれるんです。
ジェーンさんは目を丸くして
「何故あんなに早いスピードで切るの?切ってるの?」
骨切りの話を聞いて今度は
「骨をそんなに切れるなんて、よほど鋭い包丁よね。日本の家にはそんなにシャープな包丁があるの?」
と。
いや、うちにはないですけど.....おそらく他にも一般家庭で、鱧の骨切り出来るような包丁が揃えてあるかどうかは疑問ですよね?
カウンター大好き。色々目が離せません。
そして出てきたのがこちら。
右下は、梅干しを一度塩抜きしてから炊いた?とおっしゃっていた気がするんですが、いや、ものすごく美味しいの!
この日は長野産のものですが、その時によって選ぶ産地は違うそうです。
ジェーンは日本のきのこの種類が多くてびっくり。松茸のお値段を聞いてまたびっくり。
カラスミが振ってありますね。
ものすごく美味しかったのは覚えてるの!
皆さん、残りはおむすびにしてもらってお持ち帰りになりますね。
こんなに食べたのに、美味しい京都のお漬物と一緒にしっかりいただきました。
私と違って少食な彼女がこんなに食べるって珍しいです。
和食大好き、と仰るだけあって、心から楽しんだ様子でした。
この素晴らしいお料理を作って下さったのはこのおふたり。
器を買う場所も教えていただきました。
さすがですね、こういうお店だと、料理長さんは器を選ぶセンスもないといけないので、色々とご存知で教えていただきました。
京都で最高の秋の味覚を満喫する、貴重な機会でした、ご馳走さまでした!