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Channel: スチュワード麻子オフィシャルブログ 「ティータイムのある暮らし」
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アフタヌーンティーアウォード2017が発表に

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昔からイギリスのティールームや紅茶シーンに興味がある方なら記憶にあると思いますが、数年前までイギリスでは、U.Kティー・カウンシルが「ティー・ギルド」という活動をしていました。これは、全国のティールームから一件、そしてロンドンのホテルのアフタヌーンティーから一件、それぞれベストの場所を選び、アウォードを授与するものでした。

ベスト以外にも、いくつか受賞が決まるので、これを頼りにロンドンのアフタヌーンティーを選んでいた方もいると思います。

残念ながら、数年前に終わってしまったこの活動を引き継いで、今ではアフタヌーンティー専門ウェブサイトのAfternoon tea.co.ukが毎年アウォードを選定しています。
そして今年のアウォードが発表されました。
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いきなりプライベートな写真ですが、次男だんちゃんのバースデーアフタヌーンティーをした「Hotel Cafe Royal 」が、今年のBest Traditional Afternoon Teaアウォードを受賞しました!
ここは、私が一部講師を務めるUK Tea Academy のスポンサーの一つである「カントン・ティー」と言う会社のお茶を使っており、東洋茶が充実しています。
UKティーアカデミーの設立パーティー会場ともなったここカフェ・ロワイヤルは、お茶の教育もアカデミーのダイレクターであるジェーン・ペティグリューさん直々にされていますから、今回の受賞も当然と言えば当然かなと言う感じ。

食べ物も美味しいですし、サービスも感じが良く、ちょっと非日常的なキラキラ感がまた素敵です。
これからの季節、ロンドンを訪れる方、予約が取れれば是非行ってみて下さいね。
ここカフェ・ロワイヤルは長らくクローズしていたのですが、改装を経て1865年からという大変歴史のあるお部屋が見事に蘇りました。
お部屋の名前は「オスカー・ワイルド・バー」、その名を冠した作家オスカー・ワイルドが足繁く通った当時グリル・ルームと呼ばれた部屋です。
普段はあまりキラキラしていない重厚な場所が好みの私ですが、ここは何故か落ち着くのは、やはり、歴史のせいでしょうか.....。

他のアウォードもまたご紹介しますね。


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