私のブログと言うと
「食べ物」がテーマだと思われてる方も
いるくらいで(変な犬のブログだと思ってる人もいるに違いない)、お食事してると「麻子さん、写真撮らなくていいんですか?ブログ....」
と言われることも度々です。
この立派なパンケーキは、到着早々オーダーしたところ、なあに、これ!!というサイズのが来て、ボー然とした時のものです....。
とうやら、日本の皆さんには知られているお店なのね。
これは、ロンドンの自宅に来てくれるネイル担当の中国人リンちゃんがこの、刀削麺で有名な山西省の出身で、色々聞いてすごく食べてみたかったんです。
あの麺を削るにはかなりの技術が必要で、職人になると毎日すごい量を削っていいお給料ですって。
で、今回生で見られると思って、ガラスケース内にこちら向いて立っている男性にずーっと注目してたんですけどね、何故か、削らないんですよ、麺を。
他のことは手際よくしてるようですが。
とうとう、席を立って間近まで行き、iPhone も構えたところ....
え?
何かの冗談?
単なる人形で、お飾りかとばかり思ってたんですが、料理人さん(この時には既に高給取りの刀削麺職人ではないことがわかってきました)がスイッチ入れると、ロボットが~
削る~!!
ホントに削ってるわ!
なかなかのスピードで、細く長く削って行くそれを、お湯の中でかき混ぜる、あなたの役目はそれだけなの、そこの男性。
私の非難がましい視線に気づいたのか、曖昧な照れ笑いを浮かべた料理人(他のもの作ってるのだから、何も文句言われる筋合いはないのですが)。
思わずオーナーと見られる女性に色々質問してみたところ、技術がある職人さんはお給料も高いし、おやすみされたら替がいないから、と。
だからってロボット。
シェフの服着た。
別に普通のスライサーみたいな機械じゃダメですか。
このロボット、名前は?
と聞くと、名前はない、とのこと。
名前つけましょうよ、だってせっかくロボットなんだから。
何か、色々と片手落ちと言うか.....。
そんな様々なサプライズと、思惑と、味わい深い刀削麺、帰ったらリンちゃんに見せようと動画も撮ってもらいました。
麺が続いて見えますが、日本だとお蕎麦も大好き。
来週の名古屋ではきしめんも食べよう。
今後、私自身の写真は日に日に少なくなります。
明らかに顔が丸くなるんですもの...。