イタリアに行こう、ということになったのは、我が家の場合圧倒的に美味しいご飯と美味しいワインが飲みたい!ということでした。
10日くらいいたので毎日美味しいもの食べてはいましたが、実は滞在していた小さな村から一番近い、この小さなリストランテが一番だった気がします。
店構えも小さくて、夜の予約をするために昼間に寄った時は開いてる?と思ったくらいでしたが、メニュー見たらああ!美味しそう!!となりまして.....
ランチすることに(笑)。
この地方ではまず外せない、イノシシ肉のパスタ。私はこのパッパデッレという幅広のパスタが好きでロンドンではスーパーでも買えるためしょっちゅう食べていましたが、日本ではそんなに簡単には手に入れられなくて。
イノシシ肉ってどうなの?と、思われるかもしれませんが、しっかひと煮込まれてほろほろになると美味しいんですよ。
ごくスタンダードなアマトリチャーナも食べたいし。
でもこの、コージェット(ズッキーニ)ソースのニョッキにゴンチャーレという脂身の多い生ハムみたいなのをカリカリにしたのが乗っている、のれが絶品でした!
今回のイタリア、前半数日間は雷さんも一緒だったので皿数が1つ増え、さらに色々試せて嬉しい!
イタリアのデザートってさほど期待感はないですが、これは美味しかった....。ワイルドベリーの甘味がなく野生味が残るソースがとっても美味しかったですんですよ。
イギリスのクランブルケーキそっくりなものもあるんですね。
でも私は必ずオーダーするヴィン・サントを!もうずいぶん前にお店の人のサービスで食べさせてもらってからハマりました。でも、ロンドンでなんでも良いかと思ってヴィン・サントと書いてあるのを買ってみたらあまり美味しくなかった....今回行った中でこのお店のは他のどこよりも美味しかったです。
そして、また夜も行ったのよ、ほんとに.....
お店の人に「夜の予約は?取り消すの?」ということをひとしきりやりとりし(多分変なことだと思ったんでしょうね)、英語でなんとか意思の疎通ができたらしく、ちゃんと席が用意されていました。上のメニュー、名前はGoogle翻訳によれば「水車小屋のファンタジー」。
3人でないという食べきれないわ!
手前のは何やら内臓系でしたが全然臭みがなく、美味しく食べましたし、左上は多分トマトとパンのお料理。パンを使うサラダとか前にもいただいたのですが、美味しいんですよ。
夜はパスタはなしで肉、肉!
あれ、これってなんだっだっけ??
イノシシ?私はラム食べないから多分ラムではないけど、もはや書き留めていないとわからなくなってます.....
でも気に入ったものは覚えたます(笑))、これはポークのフィレに、確かはちみつとかのやや甘いソースでした。玉ねぎの甘みとうまく調和して美味しかった....
これがまた、何皿でも持ってきて!と叫びたいくらいのマッシュルームとポルチーニ。
ばったり倒れそうな美味しさです。
こちらはビーフなんですが、お肉そのものはしっかりとした赤身で、上にイタリア語で「ラード」と呼ばれるらしい脂身だけの生ハムみたいなのがのせてあります。
私は子供の頃からずっと、肉の脂身が苦手なので避けていましたが、夫が「これ絶対大丈夫だから!」と言うので食べてみたら、脂身独特の臭みが何もなくて、ビーフと一緒だとすごくマッチしていて感動.....。
もちろんワインもローカルの美味しいものをいただきました。このあたりはワインの産地なので、「ローカルワインはどれ?」と聞いたら不思議そうな顔で「ぜーんぶ!」と言われました!
そうよね、で、夜はおすすめを選んでもらいましたがランチで頼んだハウスワインはいきなり1リットルのカラフで来ましたが、十分に美味しかったです。
実はこの日、お昼からすごい雨でしたがこんな美味しいものが食べられたので十分ハッピーな1日となりました。