祇園祭の様子をテレビで見て、ああ、来年は準備の様子でなくて山鉾巡行が見たい・・・と思ったりしていますが、今回見つけたこれはすごく美味しい!と思うお菓子をご紹介します。
それはお菓子屋さんやお土産物屋さんではなく、思いもかけない場所で見つけたお菓子なんですが、こちら、妙心寺の退蔵院。
この季節に見られる花は何かしら、と探していたらこちらの蓮の花が見頃のようでしたので行ってみました。
入ってすぐに、見慣れない植物が・・・・・
なんと、珍しいものを見ることができました。
とても気持ちよく、蓮も美しいお庭です。
この季節に何故か、藤の花がいくつか咲き戻っていたのも面白いと思いました。
退蔵院は中を見学もできます。
国宝の瓢鮎図は、ひょうたんでなまずを捕まえることができるか?という禅問答を描いているのだとか。
上の方の文字が、それに対する答えだそうで興味はありますが読めない・・・・・・。
暑い日でしたが、お抹茶、そして夏の間は冷抹茶がいただけるというので上がってみました。
お庭は見えるようになっていますが、ありがたいことに冷房が効いたお部屋でした!
そして、ここで出てきたのが今回ご紹介したいというお菓子です。
「是什麼」というお菓子。これなんぞ、と読むそうです。
なまずの絵が描かれていますが、かなり細かいんですよ。目もしっかり見えるんです。
そして、中身が季節によって変わるんですって。
中身は何かな?というのを当てるのもまた楽しいですよね。
今回は私、当てました!夏みかん。
そしてこれがすごく美味しかったんですよ。
パッケージもすごく可愛いのでお土産に買ってきました。
お日持ちしないので今回は自宅用だけ。
製造は有名な老松さんです。
餡も甘すぎず、とにかく夏みかんのピールがとっても爽やかで、あんこはあまりいただかない私にとってはベストバランスです。
感動の美味しさ。
あそこに行かないと買えないのかしら、と思ったら、オンライン販売していらっしゃいました。
また買いたい、夏バージョンのうちに・・・・・。
我が家でもお抹茶を点てていただきました。
この日はティーアカデミージャパンに美味しいお抹茶をご提供くださっている古川製茶さんのお抹茶、先日のティーアカデミージャパンで使用したものの残りをいただきました。
昔ながらの覆い下茶園で丁寧に作られている古川製茶さんのお抹茶はほんのり感じる甘み、旨味のバランスが素晴らしく、ちょっと濃い目に点てるとクリーミーな口当たりにうっとりします。
うーむ、この組み合わせ、幸せ。
いただいた粽も玄関に飾りました。
「麻子さん、ちまきいります?」って言われて食べる方のちまきかと思った・・・・・・笑。