ロンドンでの話をほとんど書く暇がないうちに年末になってしまいました!
11月は本当に移動が激しかったのですが、12月になり、仕事とは言え、家にいられるのがなんだか嬉しい・・・・・・
10月末には、ロンドンで「カフェ・カルチャー」という展示会が行われました。
まさにカフェのための展示会なので、コーヒーの卸会社や給湯システムの会社、ケーキやお菓子の会社などが沢山出展し、賑わっていました。
そんな中、コーヒー関連に押されながら、2階で私たちUK TEA ACADEMYのTea Brewing Competition(お茶の淹れ方コンペティション)が行われました。
この日は夏に行われた予選の続きで、私も審査員を務めました。
出題されたお茶を美味しく淹れることの他に、「シグニチャードリンク」を作ってもらいます。
これは、お茶を素材にしたドリンクならホットでもアイスでもOKというもので、なかなかユニークです。
特に、プレゼンテーションは自由としてあるので、みんな思い思いのことをしてくれるのですが、それがとても楽しい。
人の数だけお茶に対する思いがあるのだというのがわかります。
子供の時に飲んだお茶、何かのきっかけで気になり始めたお茶。
お茶に出会うきっかけは何百万とあり、それを聞くのはいつでも新鮮です。
参加した人たちはほとんどが、UKティーアカデミーの中級ソムリエコースでソムリエ資格を持っている人たちでした。
イギリスと日本と、両方のティーアカデミーで教えていて思うのは、お茶はやっぱり単なる喉を潤す飲み物ではないのだな、ということ。
精神的な何かとの繋がりが必ずある気がします。
それは、ペットボトルのお茶を飲んでいるだけではわからない。
ペットボトルのお茶、移動中などは、私も飲みますが、それはやっぱり喉を潤すため、それだけです。
1月には、東京と京都、両方でのティーアカデミー、初級Tea Chanpionコースがあります。
3日間で初級資格が取れるのですが、朝から夕方5時過ぎまで3日間、多い時で一日に20種類以上のお茶を飲みます。
手に入りにくいレアなものも多いですが、これまで飲んでいたお茶の魅力を再発見したり、仲間と繋がったり、いながらにして世界のお茶、そしてお茶を愛する人たちと繋がった気持ちになれる3日間は、大げさに聞こえるかもしれませんが、人生の楽しみ方を変えてしまうパワーがあると私は思います。
今年も、北海道から沖縄まで、日本全国から参加された皆さんが、同じようにロンドンに集まるイギリス、それだけでなく世界中の生徒さんと全く同じ資格を取得されました。
東京での開催は1月21、22、23日、会場は新宿御苑から徒歩5分の会場、京都での開催は1月27,28,29日です。
集中講座なので遠方の方も何度も通わなくても一気に資格が取れます。
ロンドン本校のサイトはこちら
新しい年を迎えるにあたって、何か初めてみたい、と思う方。
お茶が好きで、もっともっと世界のお茶のことを知りたい方はどうぞいらしてください!